【Debian】rootユーザのパスワードを忘れたときの再設定方法

2010年2月14日

rootのパスワード、ワスレタ。。。

というときの対処法です。 redhat等の通常のLinuxならば、シングルユーザモードでマシンを起動すればパスワードレスでログイン できるのですぐさま「passwd root」で解決なのですが、Debianはそうもいきません。


まずは、マシン起動してgrubが起動したら「e」キーを押してgrubファイルのエディット画面に進みましょう。
そして、以下のように一部内容を書き直します。

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【書き換え前】
kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-6-686 root=/dev/sda1 ro

【書き換え後】
kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-6-686 root=/dev/sda1 rw init=/bin/bash

書き換えが完了したら、Enterでエディットモードを抜けて、「b」キーでブートしましょう。


その後、即座にbashが起動しますので/etc/shadowを開いて、以下を削除してください。

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# root:$1123Q2py2$ryfhodaoH21ZVJVPvKdHZ/:12722:0:99999:7:::
root:12722:0:99999:7:::

その後、「passwd root」にてrootのパスワードを設定すれば無事完了です。ふ〜、危なかった。。。