平たく言えば画面をキャプチャして、動画化してくれるといったものです。
内部的には、VNCサーバーがクライアントに対して送信してくるデスクトップ画像を
swf形式で動画化するといったことをやってくれています。
swf形式で動画を保存してくれれば、
通常のFlashコンテンツのようにHTMLに貼り付ける こともできますし、
単純に再生することもできます
(正確には、再生するためのHTMLとJavascript をswf生成時に同時に作成してくれます)。
必要なソフトとしては、VNCサーバソフトとpython実行環境とpygame & pyobjcといったpythonライブラリが必要になります。
MacOSXユーザは以下のパッケージ群をDLしてインストールすれば実行環境ができますよ。
1 2 3 4 5 6 7 8 | # pygame & pyobjc for Mac OSXパッケージ置き場(python2.5版のpygame, pyobjcがある) http://rene.f0o.com/~rene/stuff/macosx/ # MacOSX版VNCサーバー(VINE3.0)をインストール http://www.redstonesoftware.com/downloads # vnc2swf(python版)をインストール http://www.unixuser.org/~euske/vnc2swf/ |
ついでに、キャプチャの仕方は以下の通り。
【使い方】
- VINEサーバーをダブルクリックして起動(5900ポートで起動する。)
- /usr/bin/python ./vnc2swf.py localhost:0
上記コマンドを実行して、vnc2swf.pyを起動。 - 「start」ボタンを押して、画面をキャプチャする。
- 「stop」ボタンを押して、画面キャプチャを停止する。
- 「save as」にて、保存ファイル名を決定(例えばhoge)
- hogeというswfファイルと再生用のHTMLファイルhoge.htmlが生成される。
→ hoge.htmlを表示すると、キャプチャ内容を閲覧できる。